【 西方電撃戦での快進撃を支えた主役 】 第二次大戦初期の電撃戦でドイツ軍の快進撃を支えたのが II号戦車A~C型です。最大装甲厚15mmのコンパクトな車体に2cm戦車砲を搭載した軽戦車でしたが、対ポーランド戦やフランス戦では III号戦車の不足を補って戦車部隊の主力として奮戦。フランス戦線では戦訓により多くの車輌が車体と戦闘室、そして砲塔前面に20mm厚の増加装甲板を装着していました。